ブルーライトの危険性、そして対策はどうすればいいのか?

前回の記事でブルーライトは長時間見続けると目に悪影響が出るという話をしたと思いますが今回はそのブルーライトについて説明したいと思います。

ブルーライトとは

ブルーライトとは波長が380~500nm(ナノメートル=10−9)の紫~青色を放つ光のことですこのブルーライトは他の紫外線などの光は眼の角膜や水晶体に吸収されることによって目を網膜に届く比率を1~2%に抑えているのですがブルーライトは角膜や水晶体を貫通しそのまま網膜に届いてしまうので目にダメージを追ってしまうのです。主にLEDライトの光に多く使われや太陽の光また青空もあれもブルーライトです。

 

 

ブルーライトを浴びると目の影響はどうなるか?

ブルーライトが目にどのような影響を与えるかは下記の図のようになります。

岐阜薬科大学 ブルーライトが目に与える影響~目のエイジングを加速~ より引用

これは図を見て分かるように角膜や水晶体を貫通してそのまま網膜に目にダメージを与えてしまっています。網膜にダメージが与えると網膜細胞に活性酸素が発生してしまいます。皆さんも活性酸素という言葉はスポーツを行っている方はご存知かと思いますが、

活性酸素とは、簡単に説明すると体の老化の進行を促す酸素ということです。主な発生原因は

  • 激しい運動をし、多くの酸素を取り込むこと
  • たばこの喫煙行為
  • 不健康な生活
  • 紫外線やブルーライトの光線
  • 食品添加物の多量摂取

他にもまだありますが、少し上げるだけでもこんなに発生要因があります。

では話を戻しますが、この活性酸素が網膜細胞にダメージが蓄積され続けると、白内障や目の老化(視力低下など)が早まる結果になるので危険です。

 

ブルーライトの対策は目だけではない

「じゃあPCやスマホは眼だけ対策しておけばいいのか」と思っている方もいるかと思いますがそんなことはありません、下記の画像をご覧ください。

この写真を見てみるとPCモニターを見ている女性が写っていますが、まず注目してもらいたいのは目にブルーライトの光を受けていますね。そしてもうお分かりかと思いますが目以外にも顔の肌、首、手の甲にもブルーライトの光を浴びています。つまり対策は目だけではなく特に顔はブルーライトの直撃を受けてしまうんですね。しかし仕事上でどうしても長時間PC作業が多いIT系の人たちは避けられないと思います。

そこで次の項目でブルーライトの対策について書いていきたいと思います。

ブルーライトの対策

ここで紹介するのは私なりにブルーライトの対策を紹介します。

液晶画面にブルーライトカットのシートを貼る。

最近ではブルーライトの対策に対しての技術が昔と比べて進化しました。

ブルーライトをカットするだけでなく反射防止や指紋防止等複数の機能がついてる液晶シートが登場しています。しかも安価でコスパ的にも良いので積極的に購入して貼ることをお勧めします。

ブルーライトカット眼鏡を着ける

こちらの技術も今では約90カットブルーライトをカットしてくれるメガネが登場しています。ただ着け心地や反射防止などは人それぞれですので、そちらの機能も気にして購入するかを考えましょう。

長時間のPCやスマホ使用は避けて、休憩をきちんととる。

適度な休憩をするだけでもだいぶ目の負担を減らすことができます。休憩できない時間もあるときもあるかと思いますが、その場合は目を数秒ぎゅっと瞑るだけでも多少は効果的ですので、忙しい時こそ意識をもって実践していきましょう。

生活リズムを整える

色々な対策を紹介しましたが、私はこれが一番大切だと思います。[よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ]、これは小学生の時、給食のテーマに飾られていましたね。振り返ってみるとこれを実践するのって本当に大変だなと社会人になって思いましたね。なのでちょっとした変化を身につけていってください。就寝時間をいつもより30分早くするとか、惣菜などのファストフードで食事を済ませている人は野菜と一緒に摂ってみようとか、運動は会社の帰りに軽くランニングや早歩きをするといったちょっとした変化が起こしてみて下さい。最初からあれもやろう、これもやろうなんてできるはずがありません。ですので少しずつ変化していってください。